定点観測
蝉とまち
2021.07.17

蝉が元気に鳴いている.
夏がやってきた.
まちは音で溢れている.
車の走行音,人の足音,人が話す声,お店から流れて出てくる音,建物の間を吹く風の音,木々が揺れる音,鳥や虫の鳴く声.
こうした音の混ざり合い方は,まちのカタチで変わる.
都市の中心部では人工的な音が多くなるし,中山間地域では自然音が多くなる.海沿いには波の音というレア音が混ざるし,雪深いまちには雪が積もる音が混ざってくる.
どんなふうにミックスされた音に包まれていたいか,という視点でまちをデザインしてみるのも楽しそうだ.
人工音ばかりが溢れるまちに住み続けたいとは,あまり思わないなぁ.
でも,自然音しかない地域にずっといると,寂しくなる気もする.
刺激と癒しのバランスを取る方法は,ちょうどいい地域を見つけるか,二拠点生活を実行するか,あるいは都市中心部の中に豊かな自然を内蔵させるか,だろう.
いずれにしても,選んだり,創ったりするのは楽しそうだ.